標高年2017mの雲取山へかもしか山行で

日程:2017.11.11-12
コース:奥多摩駅11/11 19:20-三ノ木戸肩 21:15-六つ石巻道 22:20-鷹ノ巣避難小屋 11/12 0:10-七つ石山 2:00-雲取山(2017m) 4:00-ブナ坂 5:35-鴨沢 8:40
天気:快晴(満天の星空) ただ、寒くて時折、雪(風花)が舞っていた。
報告:
毎年恒例の石尾根かもしか山行に行って来た。前回7月の時は、登山スクールで大菩薩に行った帰りに、かもしかに参加したため、途中でバテて、六つ石山でリタイヤしたが、今回は、星空を楽しむために、ミラーレス一眼と三脚を装備して、いつも(23時)より早めの19時のスタートとする。
奥多摩駅で下車した登山者は数名、逆に、この時間に東京方面へ帰る登山者が多かった。これから山へ向かう登山者は、最終の留浦往きのバスへ乗り込んでいったが、これを横目に、柳小路からスタートだ。柳小路を抜けると奥多摩交番の横に出て、日原川を渡るところで、留浦往きのバスに追い抜かれた。
日原川への道を横断したら、すぐに右手の急坂を登る。駐車場で右にクランク。民家の前の階段を上り、右手の墓地の前を登ると、車道に出る。奥多摩工業の廃線の下をくぐり、道なりに左にカーブ。奥多摩のシンボル愛宕山を見ながら車道を進む。
車道が大きく左に曲がると、頭上に小さな橋が架かり、その下の道標には、雲取山は右となっているが、ここは右へ行かず、左の羽黒神社の方へ進むと、すぐに右にUターンして、先ほどの小さな橋を渡る。この先、登山道となり神社へ至る。神社は、右手の方から神社の裏側へ回り込み、暫く登ると、数軒の集落のある車道に飛び出す。
突き当りが、三ノ木戸の集落へ向かうメインの車道だ。これを右に進み、道なりに左へターンして間もなく、右に東大演習林への道が分岐するが、こちらへは行かず、そのまま三ノ木戸集落に向かって進んで行くと、右手に石尾根の登山口があらわれる。ここは、昔から熊出没注意の看板が出ているが、幸いにも、一度も熊に出会った事はない。
ここから、先は六つ石山も、鷹ノ巣山も、巻けるところは、全て巻き道を行くが、七ツ石だけは、小屋へ下りると、かえって遠回りになるので、山頂を経由して、雲取山までいつもの夜間歩行だ。夏場で、奥多摩駅スタートが23時頃だと、鷹ノ巣避難小屋を過ぎた辺りで、夜が明け始めるのだが、今回は、ずっと星空を眺めながら、雲取山頂4時着で、星空撮影。
登山スクールも今日は雲取山荘に宿泊しているが、6時過ぎないと山頂へ上がって来ないだろうから、それまで待たずに下山開始。実は、星空撮影でじっとしているだけで寒くなり、あまり長居したくないというのが本音。下山途中で、今までに無いくらいの登山者とすれ違ったが、バスも何台も増発されたり、小袖乗越の駐車場や、鴨沢、留浦の駐車場までもマイカーであふれていた。やはり標高年の百名山だけあり、人気があるのだろう。

今回はYAMAPに活動日記としてアップロードしてみました。

奥多摩駅 19:20 出発

右じゃなく、左の羽黒神社へ

石尾根登山口

鷹ノ巣避難小屋の上にオリオン座が上がって来た

七つ石山山頂(ここだけは巻かなかった)

カシオペア座

オリオン座と冬の大三角形左下の一際明るいのがシリウス

雲取山頂のオリオン座

鴨沢へ下る時には夜が明け、冠雪した富士山が綺麗に望めた

下の方は紅葉も見頃

小袖乗越の駐車場は満杯状態。バスも増発便が3台も出て、例年に無い登山者の数だった